アップサイクル材

アップサイクル木材一部使用とは、未使用2mの木材などで、曲がったり傷があるなどの理由で、施工などでの使用を制限していた材料です。曲り材は加工や配置、カットによって修正され、傷は削りや仕上げによって修正、または、そのまま使用。半端材は端材として再利用されます。

メインの木材

メインとなる使用材は、決して良いグレードとは言えない材木を自然乾燥させ削り、化粧加工しアップグレードさせた板を使用しております。

主に使用している板目の杉は、1枚1枚、箇所箇所全く違います。既製品(建材)ではプリントしない、小節や極端な赤身、白身、木目も様々あり強弱が魅力的です。

加工、制作工程

商品制作にあたり、材木準備、加工、制作工程をご紹介します。

材料の準備

工程1

材木乾燥

材木を選定し乾燥させます。材木は、水分を多く含んでいるため乾燥をさせます。水分を含んでいる材木は、膨らんでいる状態で、乾燥とともに縮み、木の癖が発生するため、これを出し切ります。

特一等の杉板
工程2

粗削り

水分、木の癖を出し切った材木を、自動カンナに通します。厚み、幅を0.5㎜単位で揃えるため必須の工程です。

自動カンナ掛け
工程3

化粧板加工

粗削りした材木を、化粧板へ加工します。超仕上げカンナ、ペーパーなどで仕上げます。超仕上げカンナ掛けは、木材にとっての究極の仕上げです。単なる特一等グレードの板をツルツルにします。現代の建築会社など仕上げカンナの刃研ぎ、台合わせなど非常に面倒なので、他社は殆ど行いません(化粧板として材木店から仕入れている)が、我社では、買い出し→乾燥→削り→超仕上げとすべての工程を行っています。

工程4

材木、材質選定

単なる特一等グレードの板を化粧板として、ツルツルに仕上がりました。この中から選定します。

杉は様々で、木目は笹木、板目、柾目があり、色も質も様々です。一般的には、柾目は、役物の部類にあり非常に高価です。板目とは、名称のとおり板で、木の裏と表が存在します。そして99.9%木の表側に向けて癖、反りが発生します。

加工工程

加工工程1

作図

ご注文、フルオーダーの際は、必要に応じて作図をします。お客様から予め書いて下さりますと助かります。

加工工程2

機械掛け

ハンドマシンにて、加工を行います。荒加工となります。KIRESASHIMSの場合、専用のオリジナル機材で、全ての加工を寸法出しから行います。この機材のおかげで面倒な半端材の加工、切り欠ぎ加工が格段にスピーディー且つ正確な加工が行えリーズナブルな販売に繋げています。

手仕上げ

ノミを使い、機械掛けの跡を綺麗に加工します。

加工工程3

着色、塗装

この塗装工程が、1番時間を要する作業となります。塗装有無では値段が大幅に違います。刷毛を使って着色、保護をします。木材への塗装は、全て艶消しオンリーです。

加工工程4

組み立て

加工に、手をかけているため、極力釘、ビス等は、使いません。切り欠ぎに差し込む、打ち込む、で組み立てます。

加工工程5

梱包

サランラップを使って、ラッピングします。その後、リサイクルダンボールなどで包み、発送を行います。梱包材は、再利用のダンボールや、切れ端の板などを利用させて頂いております。※ゴミ出し手間など予めご了承下さい。※燃えるゴミ

滅多にございませんが、この様なオリジナル修正板を使った梱包材もございます。

Shopping

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直ノ八工房のオンラインショップです。手加工商品、オープンラック、シェルフ、テーブル、ローテーブル、ウォールシェルフなど、販売しております。又、豊富な決済サービスをご用意しております。

マーケット

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