胴差しの仕組み

通柱へ差し合わせる仕組み

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2方向から来る胴差し

直角に2方向から来る胴差しで、2階の角(総2階の箇所)にあたる部分が多い。手刻みでは、ホソを貫通させコミセン打ちを適用させるのが、一般的。大きい材の方を下ホソに作るのが好ましい。

真上から見た図

両方から来る胴差し

手加工の通柱への墨付けは、極めて難しいです。しかしプレカットとは違い、ホソの長さを貫通させることが出来る利点です。また、通し柱へホソ穴を半分だけにしたり、大入れを少しだけにしたり、通し柱を極力弱らせないよう、考慮出来る点です。また、最大の利点は、長いホソと、コミセン打ちにあります。コミセンは、多少曲がって打ち込まれて、貫通していくため、物凄い力で横架材を引き締め、ボルトとは違い緩む心配が絶対にないことなど。

側面図
真上から見た図

3方向から来る胴差し

この3方向から差し合わせる胴差しは、更に難しく、豊富な知識と経験が必要です。ホソの配置や、大入れやサイズも考慮します。また、ホソ穴を貫通させるため、対向梁のホソがあたる部分を、噛み合わせ加工します。

側面図
真上から見た図

ホソの加工

大入れの深さは、5分が妥当です。

プレカットの胴差し(ボルト締め)

プレカットの胴差しは、差し合わせに対処することが不可能なため、ホソの長さを短くし、また通柱への加工は、その梁・桁のサイズの分のホソ穴、大入れがあけられます。短いホソのため、ボルト締めが必要です。また、ボルトを締めるための穴(レンチで、作業する穴)を梁に空けなければいけません。約60㎜角の穴。

手刻みの胴差し

まとめ

こちらの図では、梁・桁は、小さいですが、実際には、300㎜や360㎜など差し合わせることが多いです。大きい梁の場合、独自にホソの割込みを考慮しながら、行います。

また、実際には、桁や梁が上がり、下がりしている例も多々あるので、注意して墨付けしなければなりません。6mの通し柱の墨付けを間違うと、ど偉いことになります。通し柱の墨付けは、最後の段階と言っても過言ではないです。

また、通常の桁や柱が105㎜の場合、外面合わせにするために、通し柱を内側に、芯よけする場合が多々あります。これも、サイディング貼りや、モルタルなど、外壁の施工を考慮して、判断する必要があります。

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直ノ八工房/NAONO8COBO
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