立面図から見る部材

小屋組み

甲乙梁

甲乙梁とは、ブレ止めや、棟ウシといった部材を棟の真下に入れる際に、適しています。また、小屋裏も確保可能な小屋組みです。

広い小屋裏を物置やロフトなどに利用する際は、1400を超えると、部屋と判別され、延べ床面積に、プラスされるので、1390以下に天井を設定します。こうすることで、小屋裏に床貼り、壁貼りをしても、述べ床面積には記録されないという、大きなメリットがあります。

また、勾配が急で、棟が高くなる場合には、一本でも横架材があると、建て易いというメリットもあります。1の母屋から2の母屋へ、束差しさせており、収まりが非常に良く、立派な小屋組みが出来上がります。お客様も大変喜ばれます。

また、小屋裏をスケルトンさせる際にも最も見栄えの良い構造です。

立面図

棟ウシ

棟ウシとは、瓦ぶきで、棟瓦を何重にも積み、重量でよれないように、棟の真下に、棟と同じ方向に入れ、棟ウシの上に束を、3尺置きに入れるために、使用する部材です。要は棟を二重にすることですね。あまり見かけない特殊な部材と言ってもいいと思います。

甲乙梁、棟ウシ共に、タイコ梁を使うこともあります。新築ではもう、ほとんど見かけません。

母屋、小屋組みに使う金物

小屋組みに使う金物

母屋には、カスガイと言う、又釘を連結部に、打ち込みます。他、垂木は90㎜の釘を斜めに打ち留め(化粧垂木には5寸釘を真上から打ち込む)、更に、軒桁に位置する部分には、垂木金物を、1本1本の全ての垂木に打ちます。母屋や棟は不要。建築金物

因みに、化粧垂木の場合は、軒天を貼らないため、垂木と垂木の間が空きます。そのために、「めんど板」といった板を留め、間を塞ぎます。また、軒先だけは、合いじゃくり化粧板を使い、軒先の垂木には、広小舞といった板を打つなど、純和風は、屋根から手間がかかります。

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